基本情報技術者試験合格体験記
秋試験に合格しました。誰かの役にたつかもしれないので、勉強方法や当日の失敗談など残しておきます。
勉強前の実力
プログラミングは日常的に行ってますが、情報学部の学生ではなく、アルゴリズムや情報科学について、体系的に学んだことはありませんでした。
初めて午前問題を解いたとき(試験2ヶ月前くらい?)は、39点でした。
試験1ヶ月前の模試では、午前55点・午後43点でした。
勉強方法
〜1ヶ月前
試験1ヶ月前くらいまでは、スマホアプリで過去問をといていました。
この時期は午前問題しか対策しておらず、1年分を2周くらいやりました。
その結果が39点から55点にあわられているのかもしれません。
参考書も読もうとしましたが、ピンとこなかったので、放置していました。
〜1週間前
模試を受けていよいよ焦ります。
午後問題の形式を確認し、データベース・ソフトウェア設計・サービスマネジメント・システム戦略で受けることを決めました。
SQLは少しだけ組み立てたことがあったので、データベースを選びました。ソフトウェア設計は、ネットワークはちんぷんかんぷんだったので、消去法で選びました。
午後問題の対策をやりたいと思いながら、研究室のコアタイムが10時間あるので、あまり対策ができませんでした。
午前問題 (午後問題も一部含む)
引き続き、空き時間にはスマホアプリで過去問をときました。
1ヶ月前からは参考書を読み始めました。その前にも少し読んでましたが、頭には全然入ってませんでした。
私が使用した参考書は、『イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室』です。正直、説明がわかりやすいか?と聞かれるとそうでもない気がするのですが、他を読んだことがないのでわかりません。
この参考書にはテーマごとに過去問がついていて、それを5回正解することを目標に繰り返しました。最終的には平均4回正解するくらい繰り返しました。
過去問でわからなかったことは、参考書を辞書のように使い、知識を入れて行きました。
午後問題(アルゴリズムとC言語)
擬似言語読めない・・・ってとこからのスタートでした。
対策には、『基本情報技術者 大滝みや子先生のかんたんアルゴリズム解法 ~流れ図と擬似言語~ 第3版』を使用しました。
全部やっている暇はなかったので、ざっと一通りよんで、第4章の実践問題を1日1問解きました。
始めは全く解くことができず、かなり焦りましたが、解答を読んで解き方がわかると、だんだん苦手意識もなくなってきました。
〜当日
午前問題
午前問題は引き続き、過去問を繰り返しました。
試験前日に、10年前くらいの過去問に初めて手を出し、全然わからないことに焦りました。直前に、新しい教材に手を出すのはやめましょう。
午後問題
1週間前になり、いよいよ午後問題の対策開始です。1週間前とはいえ、研究室を休むわけにもいかないので、お昼休みに図書館にいき、睡魔と戦いながら(意味ない・・・)、1日1テーマを目標に解きました。
結果的には、アルゴリズムとC言語さえどうにかなればいけそうだなと、自信を持ちました。実際には、この自信が仇となるのですが。
引き続き、大滝先生のアルゴリズム本も第4章を解いていました。
当日
あいにくの雨でした。雨靴をもっていなかったので、サンダルで行って、スニカーに履き替えました。寒かった。
午前問題
時間ぎりぎりまで粘って、確認していました。
特に焦ることもなく、問題なく終えました。
人がどんどんいなくなるのには、びっくりしましたが。
午後問題
眠い。耳元でナナチが「んな〜。んな〜。」と言っていました。幻聴です。
午後問題を2時間半ぶっ続けで解くのは初めてで、時間配分を完全にミスってしまいました。
プログラム設計が(私的には)難しく、解けないなら、飛ばせば良いのに、それもせず、必死に答えを探していました。ここで時間を大幅に使ってしまい、アルゴリズムとC言語を解く時間は1時間なかったと思います。
自己採点
午前問題85点・午後問題60点代前半
午後問題は調整が入ったら落ちるかもしれない点数でした。
反省点としては、午後問題の時間配分と、問題が難しかったときの対策を考えていなかったことです。プログラム設計は、ほとんど点数を得られず、サービスマネジメントとシステム戦略の点がよかったため、今回は命拾いしました。
結果
午前問題85点・午後問題69点
なんとか合格できました。午後試験の対策が不十分だったため、1ヶ月ほどは気が気ではありませんでした。基本情報の失敗はきちんと反省して、応用情報に活かしたいと思います。
これから基本情報を受けるかたは、過去問中心で頑張ってください。
午前問題は60%過去問からでるそうなので。