「コンピュータはなぜ動くのか」その1
4月からSEとして働き始めました。
プログラミング経験はあったのですが、情報系出身ではないので知識は積極的にインプットしたいと思っています。
そこで、様々な方がおすすめされている「コンピュータはなぜ動くのか~知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識~」を、GW中に読んでいました。
コンピュータの三大原則
コンピュータ業界は日進月歩で進歩していますが、以下の3つの基礎は不変です。この3つの基礎と照らし合わせることにより、新たな技術の理解が深まります。
- コンピュータは、入力、演算、出力を行う装置である
- プログラムは、命令とデータの集合体である
- コンピュータの都合は、人間の感覚と異なる場合がある
コンピュータはなぜ動くのか~知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識~より引用
3の例として、コンピュータが理解できるのは0と1の数値だけです。そのため、プログラムを実行するためにはコンパイルが必要です。
紙上マイコン作成体験
コンピュータの根本的な動作原理を理解するためには、実際にマイコンを作ってみるのが良いそうです。とはいえ、材料を集めるのも一苦労・・・
本書の第二章では、コンピュータを作ってみようと題し、解説に従ってマイコンの回路図の配線を行います(線をなぞる)。回路図上には、CPU、メモリ、I/O、その他ICが配置されています。それらのピンを繋ぎ合せることで、擬似的に配線を体験しました。
作ってみてわかったこと理解したこと2つ
-コンピュータはバイナリしか理解しない
コンピュータが0と1の世界だということをやっと実感しました。クロック信号の電圧の低い高いが、0と1に対応しているのですね。
-論理演算の重要性
また、CPUからデータを送る際、メモリとI/Oの区別も01で表現できるとわかり、論理演算の重要性も理解しました。
以上が第二章までの内容のまとめです。